世界を見ても 鳥取の食材は最高です~シェフ/大前~

世界を見ても
鳥取の食材は最高です。
大江ノ郷テラス サブリーダー
大前 伸也
大阪府出身。海上自衛隊から、一念発起し料理の道へ。
専門学校で料理を学び、イタリア料理店で働くも、世界を経験したいという思いから、船舶調理師、その後、公邸料理人へ。
ザンビア・ミクロネシア・ボツワナなど各国の大使館で腕を振るう。
ザンビアで、鳥取出身の青年海外協力隊の奥様と出会い、結婚。子育てのしやすさから日本へと帰国し、自然の素晴らしさに惹かれ鳥取へ移住。
おだやかで物腰やわらかな中にも熱い情熱を秘めた実力派シェフ。
公邸料理人として世界を経験し、
鳥取へ移住。
料理人になった理由は、海外への憧れと食べることが大好きだったからです。見たことの無い世界を見てみたいという思いが強く、高校時代からバックパッカーで一人海外へ行き、食べ歩きをしていました。
海上自衛隊はやりがいありましたが、ある日イタリアンの料理人になりたいと思い、気づいたら専門学校へ入学していました(笑)
公邸料理人では、様々な経験ができました。ある国では副大統領に料理を提供する機会に恵まれたりと、本当に良い経験をさせていただきました。また、時には食材の調達が難しかったり、環境が整っていない中料理したり、逆境の中で作ることもあり、よい学びとなりました。
8年間海外で料理人をしていましたが、結婚後、子供ができたのをきっかけに帰国しました。日本で暮らすなら、自然がいっぱいで子育てしやすく、美味しい食材がたくさんあるところがいいと思い、妻の故郷である鳥取へ移住しました。
食で鳥取の素晴らしさを伝えたい
牧場の思いに共感。
大江ノ郷自然牧場には、以前から何度も来たことがあり、卵やパンケーキの美味しさが印象的で、自然もいっぱいで大好きな場所でした。
働き始めて気づいたことは、鳥取の食材は、イタリアンと相性がいいということです。
海にも山にも恵まれ、自然豊かなので、魚や野菜はもちろん、肉質も抜群にいい。
そんな素晴らしい鳥取の食材を、食品添加物を使うことなく素材の味わいを活かして調理し、食で鳥取の素晴らしさを伝えたいという牧場の思いに共感しました。
世界を見たからこそわかる
鳥取和牛の品質。
今まで様々な国で、沢山の美味しいビーフに出会いましたが、その中でも鳥取和牛は本当にレベルが高いです。
赤身ならではの肉の美味しさはもちろん、霜降りはサシが入りながらもくどさはなく、サラっと食べられます。肉質から、丁寧に気を遣って育てられたことが伝わり、生産者の気概を感じられる、そんな美味しさだと思います。
僕たちが作るローストビーフは、そんな上質な鳥取和牛の美味しさをダイレクトに感じていただけるので、ぜひ一度味わっていただきたいです。
鳥取食材を使ったイタリアンで
お客様を笑顔にしたい。
料理をしていて嬉しいことは、やっぱり食べてくれた人が美味しいと言ってくれて笑顔になってくれる時です。
大江ノ郷自然牧場は、スイーツアトリエやブーランジェリーも同じ建物内にあり、料理人だけでなく、お菓子・パンそれぞれのプロが同じ職場にいるので、とても刺激になります。
色んな人がいて、みんなが目標にむかって一生懸命がんばっている。そんな姿を見て、自分も頑張ろうと思えます。
最高の鳥取食材を使って作ったイタリアンで、もっと鳥取の素晴らしさをお伝えし、もっと沢山のお客様の笑顔と出会えるようにこれからも頑張ります。
- 投稿者:
- Hiroko Takaki