コッコと私の出会い
いつもコッコや私たちを応援していただきありがとうございます。
4月に入り、ようやく春らしいぽかぽか陽気が続き、コッコも喜んでいるのか、沢山の卵を産んでくれています。
さて、4月は“はじまりの月”。
今年も大江ノ郷に新しい中間が加わり、社会人としての第一歩を踏み出しました。
今回は、私自身が約40年前に社会人になった頃のことをお話したいと思います。
京都での学生生活を終え、私は地元鳥取に戻りました。就職先は、父が代表を務める養鶏を生業とする会社でした。
学生時代は家業を継ぐつもりもなく、養鶏にも全く興味が無かったため、そこで働くのは不思議な気持ちでした。
そんな私に最初に命じられた仕事は、山裾にある検疫場で、アメリカから空輸されたひよこを育てる仕事でした。
しかも「防疫のため2週間誰にも会ってはいけない」というテレビ番組の無人島生活のような指令付きです(笑)
ひよこを育てた経験がない私にとって、無謀ともいえる社会人の第一歩でしたが、今思えば本当に貴重な経験になりました。
元々動物が好きで、犬や猫、鳩やインコを飼っていましたが、ひよこは初めてです。
しかも千羽もいます。
「大事なひよこを死なせてはいけない」という思いでただ必死でした。
けれど、この2週間をひよことだけ向き合ったことで、養鶏の本当の楽しさがわかりました。
そして検疫を終えた時、何より嬉しかったのは、「上手に育ててるね」という先輩社員の一言でした。
その一言で、私は更にこの仕事が好きになりました。
初めてのひよこ飼育でしたが、動物は愛情込めて育てたら必ず結果になって現れるのだとこの時に実感しました。
それは今の大江ノ郷の飼育係にも受け継がれ、そのお陰でコッコたちが幸せに過ごせているのだと思います。

そして今、私はあの頃の父と同じ立場になりました。
あの2週間の検疫場での経験は、私の成長を願い与えてくれたものだったのだと考えています。
だからこそ私も、新入社員には新しい経験に挑戦して欲しいという思いから、様々なチャレンジが出来る機会を与えています。
その経験が、いつか必ず彼らの成長に繋がると信じているからです。
経営者として、彼らのことも愛情込めて育て、これからの成長を見守りたいと思います。
新年度が始まりました。今期もお客様に喜んでいただけますよう皆で力を合わせてまいりますのでコッコ共々宜しくお願いいたします。
感謝
- 投稿者:
- kikaku











